「Humanoids MV問題/セカンドインパクト Catch Me」 

超個人的な意見です。さらりと流して下さい。

リパッケージアルバムHumanoidsが発表されました。

Humanoidsってヒューマノイド?ヒューマノイズ?というかなり低レベルな個人的な疑問は置いておいて、リパッケージアルバム発表に合わせてHumanoidsのMV全編が公開されたわけですが、このMVがどうもマンネリ臭がしてしまうわけで…。以前何かの記事でCatch Meについて「東方神起に必要なのはパフォーマンスではなく音楽的な変化」と書かれていたことがあり、僕はその時に無駄に変化を求めるよりも東方神起は歌とダンスの王道であるSMPを貫くべきだと思ったし、ユノとチャンミン東方神起である事で東方神起にしかできない歌とダンスを続ける事が何よりも大切だと思った。

しかし、今回のHumanoidsはそういう意味での良いワンパターンではなく、MVを通して全体的に何処かで見たような感じがする悪い意味でのSMEワンパターン臭が強く出てしまっているような気がした。衣装やバックの背景やセット、アップでのワンシーンなど時折『あれ?これ見た事あるな?』と思う箇所が多々あり、SJのアノ曲のあのセットに似てない?とか少女時代のアノ曲のあのシチュエーションに似てない?とか、何だか使い回してる印象が否めない。

もちろんパフォーマンスに関しては常に違う姿を見せ続ける東方神起なので、マドンナのヴォーグを彷彿させる腕を組む動きや2チームに別れたミュージカルのような掛け合いがあったり体育会系的な交差行進があったりとスタイリッシュなメロディの中に何処かコミカルな要素も垣間見れる面白いパフォーマンスとなっている。…あと噂のユノのぬん♪

けれどMV画面にどうもワクワク感が少なかった。

少し二人のルックスに頼り過ぎているというか、美術チームはもう少し新鮮味のあるコンセプトを展開させる事ができなかったのかなと思わずにはいられない。費用がかかってないわけではないようなので、もう少し捻りの利いたMVが見たかったかなと残念な感じがした。Catch Meの頃にファンが予測(妄想)を立てていたサーカスやヴァンパイアと行ったコンセプトの方がよっぽど面白い気がするし、思い切って全編アニメーションにするとか面白いかも?…それじゃ費用がかかり過ぎるか…。

あとふと思った事が…。日本ではアンドロイド、韓国ではヒューマノイド、実はこれ日韓逆だった方が面白かったのかなと…。バリバリの洋楽テイストでスマートな印象のヒューマノイドを日本で行った方がそれなりのマニアックな層にアピール出来た気がするし、逆にメリハリがありサビが口ずさみやすいアンドロイドは耳馴染みが良く幅広い層にアピールしやすいわけで、韓国での東方神起はどうやら大衆性を狙いたいらしいのでアンドロイドの方がそういう意味では上だと思う。

と言うか、アンドロイドとヒューマノイドのキーワードってシンクロしているから同じセットでパフォーマンス変えてMV作ったら面白かったかもしれないSMEの使い回し感を逆手にとってガッツリと同じものを利用したら、それはそれで新しかったのではないだろうか?←超個人的意見

文句ばかりを綴っているけれど決して嫌いというわけではない後続曲Humanoids。噂のカンナムさんがついに連続1位からランクダウンしたらしいので、なんだかんだとランキングに執着する母国で1位を取っておきたいところだろうか?これからまた盛んになるであろう母国カムバ活動に期待せずにはいられない。

とりあえず『ぬん!』が子供達に浸透してマネされたりすると良いね♪
さて、母国新曲の話題に引き続き、今度は日本シングルの情報が飛び込んで来たわけで、もうちょっとわけがわからない高速回転操業ぶり。

Catch Me -If you wanna-とタイトルが付けられたCatch Meの日本語シングル、安定のパッケージパターンだとは思うけれど発売がWhyと似ているタイミングでありWhyと同じタイミングのドラマ主題歌にも決定している。ドラマタイアップが昔ほどの効力を持っていないとしてもコンスタントに曲が流れる事はやはり大事、そしてファンは既に何度も見た事があるけれど日本でも披露されるであろうハルクやドラゴンを取り入れた桁外れの超絶パフォーマンス。二幕神起でのファーストインパクトだったWhyのパフォーマンスをMステなどで見て覚醒した二幕ファンが多いことは周知の事実なので、ある意味でセカンドインパクトであるCatch Meでもおそらく覚醒する二幕ファンがいるような気がする。これ実はかなり勝負な気がしてて、きちんと日本でのメディア活動をするべきだし、出来ればファンクラブ以外の方たちも参加出来るリリースイベントも行った方が良いと思う。

現在Kアーティストは日韓情勢もあってふるいにかけられている節がある。いくらファンが東方神起K-POPが流行る前から日本で頑張ってきたと言い張ってもそんな事は意味がない。一般から見れば全部同じなのは仕方がないと思う。けれど似て非なる存在だと言う事を見せる事が大切で、そういう意味ではCatch Meによるセカンドインパクトがとても重要なキーポイントとなるはず、是非エイベックスには妥協のない充分な活動をお願いしたい。

最後にもう一つ。Catch Meの日本語の歌詞。かじまーいくなーと直訳されていることに度肝を抜かれたわけだけど、歌詞の内容が週刊誌に面白可笑しく書かれてしまう予感。もう宿命としか言いようがない突然のタイミングで終結を向かえたJYJとSMEとの裁判。Whyの時も歌詞の内容が週刊誌のネタにされているのを電車の中吊りで見たような…あの頃はまだファンではなかったかな…でも何事も話題性がある事は良い事なのかな…。
書面上では終結を向かえたこの問題、しかし様々な形のファンを抱える数奇な運命の東方神起、まだまだそれぞれのファンがそれぞれの思いに折り合いをつけるには時間がかかるのかなと思うし、あえて僕はこの問題を深追いするつもりはない。

あーだこーだとそれぞれの思いや言葉をそれぞれが並べるよりも必要な事は何よりも時間と結果だと思うから。雄弁は銀、沈黙は金とはよく言ったものだと改めて思った。

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