「10年目のキラキラスウィング/TVXQ!Something」

超個人的意見です。さらりと流して下さい。

あけましておめでとうございます。←誰に言ってる?

と言う事で、昨年末ポロリとこぼした“これで終わりでも”発言に、書き逃げか!やめんなテメェ!このヤロー!!的なあたたかい沢山のメッセージをいただいてしまいまして…すみません…ありがとうございます…えーと…まぁー続けようかなと…時々目を離すとひとり歩きしてしまうaoiに気を付けつつぼちぼちやって行きたいと思います。変化球ナムジャペンの戯れ言と生ヌルく見守っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。←だから誰に言ってる?

さて、新春早々のカムバック。どんな姿を見せてくれるのだろうとワクワクドキドキ。裏切らないクオリティだと安心した上で音楽が発表される事がこんなに楽しみだという事、日本では久しく味わっていない感覚、それは何だか悔しくもありやはり有難くもある(苦笑噂の雨兄さんとの対決もありハラハラソワソワ、まるで毎日がプレゼントを開ける感覚。

とりあえずSomethingですよね♪

10周年の記念すべき作品に送り込んで来たリードナンバーはビッグバンドを背負った華やかなスイングジャズテイスト。10年目だからこそ出る色気や余裕、純粋に音楽を楽しむ姿、そしてある種の風格と重ねた時、それらをジャズのキラキラとしたリズムに変換して表現するTVXQ!、面白い引出しだと思った。もちろん今のユノとチャンミンだからこそ出来る曲だとは思うけれど、何が素晴らしいってやはり曲を作ったユ・ヨンジン氏の非凡な才能だと思う。

東方神起の名立たる代表曲を手がけてきたSMEの専属作家でありSMPの大黒柱と言っても過言ではないヨンジン氏、一筋縄では終わらせない毒があるのに体と心を掴んで離さないリズムを生み出す天才。そしてそのリズムに乗せ絶妙かつ完成された世界を作り上げるメロディメーカー。ヨンジン氏の存在は本当に有難い。

ユノとチャンミン、2人の歌声、そして2人の声の相性を良く理解し、2人への深い愛情すら感じるヨンジン氏の曲。Somethingでは2人の跳ねるように楽しげに、時に囁くように怪しげに、そして縦横無尽に伸びやかな歌声まで堪能できる密度の濃さには天晴!、少しばかりSME風味が強過ぎると言われる事もあるけれどやはりそれだけ強い個性を生み出せる無二の才能なのだと思う。ヌルかったりワムってたりして駄曲しか作れないヘッポコポンコツチームとは大違い!さすがユ・ヨンジン!としか言いようがない。

本人達だって良い曲をもらったらそれだけ頑張って取り組もうと思うんじゃないかな?って、数時間で録り終えたとか片手間作業みたいにはあしらったりしないんじゃないかな?って、好きな楽曲ならばたとえ時間がなくてもしがみついてでも楽曲と向き合うんじゃないかなって、いやどんな事にも全力で取り組むとは思うけれど、割り切れない部分だってきっとあるし人の心も音楽もそういうものでしょ?って、向こうの楽曲が素晴らしい程に嬉しいんだけど悔しくも思えて来るこじらせが発動しそうになる。←新春からさーせん

はっきり言って今回の曲は今までのリード曲と比べると“らしくない”。WhyやCatch Meのような荘厳さというか一徹な頑固さというか孤高のストイックさというか、ある種纏ってきた王だからこそ抱える悲壮感や戦う強さと美しさ、そういうものはない。超個人的にはそこを貫いても良かった気がするけれどそのイメージを壊す方向を選んだ今回の曲。華やかな感じ、コミカルな感じ、そして何より今までの曲より普遍性があるような気がする。←気がするだけ

何だか楽しい感じ、気が付くと鼻歌をついてしまう感じ、ちょっと洒落た感じ、気分がウキウキする感じ、とりあえず流しておくかというライト感、全てはヨンジン氏が生み出した天才的なリズムの賜物。Somethingは聴けば聴く程にハマって行く所謂スルメ曲。WhyやCatch Meのようなガツンとした衝撃はないので多少インパクトに欠けるけれどその変わりに間口が広がり持続性が強い、コア層だけが支えている彼らにとって一般層へ呼びかけるにはこちらの方が好都合なのかなと…。

引き算して取りこぼしそうなところは2人のルックスとパフォーマンスでカバーと言ったところなのか、MVにも今までして来なかった挑戦をしてきている。

ビッグバンドを背負った音楽的な奥行き、紐を巧みに操る事によってひとつのシーンに複数の場面を作り上げる斬新さ、喜劇役者の様にクルクル変わる表情、そしてこれはコアファンにとっては良いのか悪いのか捉え方は賛否両論だけれど、女性を起用することで曲が持つ華やかさの陰影を強く出してキラキラ感を演出。そこまで男女のいやらしい嫌悪感が出ないのは2人の持つ“品性”、白人モデルのマネキン性、女性ダンサーの剛腕感、そして多くの女性を起用してもユノとチャンミンの陰陽なルックスの対称性が抜群に仕上がっているのでそこはかとなく漂うホミン感のなせる業なのだろう。←今年もアホ

あまりにドラマ性を強くしたり、登場人物を無駄に増やしたりすればユノとチャンミンのパフォーマンスをもっと見たい!という欲求は出るかもしれないけれど、今回に関しては華やかなキラキラスウィングと言う事で、まぁーたまにはいいんじゃん?と言うのが僕的MV感想。

ひとつ残念な所はユノのメイク。チャンミンは全編を通して極上王子に仕上がっているのに対してユノは新羅方面というか変に濃過ぎるメイクのせいで残念なユノユンホに仕上がっている場面があり、間違ってしまったビジュアル系な風情がちらほら。メイク担当に“ユノの顔の良さをわかってねーな?そのメイク違うだろ???”と小一時間問いただしたい。←超個人的意見

母国で取り組んだユノのドラマだったりドキュメンタリーだったり、そしてチャンミンのバラエティだったり、そこから今回のカムバへと繋がる純粋な2人の成果は何れくらいなのだろう?そんな結果さえも掻き消してしまうほどのファンの過熱する応援方法はどうなのでしょうね?とか、せっかくのジャズなのに掛け声とか入れたらダサくなるじゃん?とか超個人的には思ってしまう。けれど郷に入れば郷に従えで、全てはなくてはならない人気のバロメーターと生命線と言ったところはとことんアイドルなのだと納得する。これまた超個人的にはその土俵を捨ててひとつ飛び越えた存在になって欲しいけれどやはり難しい問題なのですね…。

さらにどんどんと加速するカムバ活動、ぼやぼやしていると振り落とされるやもしれない東方神起号。周りに合わせてあれもこれもと手を出して、目が回ってしまうその前に、一旦ここで今回も深呼吸。

自分のペースで応援すればいいんじゃん?大切なのは好きな気持ちと応援したいという気持ちを持ち続けることでしょ?好き過ぎて全てを注いで息切れしそうになった時にはこのブログ主のaoiというのんびりしたファンもいると言う事をどうか思い出してみて下さい。

2人がカムバ活動をケガなく無事故で健やかに、そして納得の行く活動ができますように!!

あとね、これだけは言いたい、今回のカムバ活動でSomethingとセットで歌われているTEN、冒頭のあれにはちょっと驚いた。チャンミンのソロパートのあとにユノが歌うパート、カシオペアtoビギスト〜って、ん?ビ…ギ…スト?ビギストーーーーーーー!!ユノがビギストって歌ったーーーーーーーーー!!!!!てゆーかここにビギストねじ込んで来られるならなんでこの前のライブでこれ歌わなかったんだよ!アホか!!(超個人的意見)SMEマジで意味がわからない!(いや何となくちょっとわかるけど)ふざけんなよ!!このヤロー!!!!って本当は涙が出る程嬉しいくせに何とも言えない感情が沸々と…僕のファン心理は実に面倒くさいのです。

…と言う事で今年もユルユルスタンスでやって行きまーす。

※前回記事では多くのメッセージをありがとうございます。少しずつではありますが返信していきますので、しばしお待ち下さい。

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