「何さらリリー」

超個人的意見です。さらりと流して下さい。

突然ですが安室奈美恵のニューアルバム「_genic」がもうすぐ発売なんです!いやもうすぐって言っても6月10日ですが…。

これがまた神盤の予感。既に公開が終了してしまったけど15分にも及ぶ全曲試聴(5月1日〜5月20日まで)なんかも展開されて、いきなり全曲公開しちゃう強気な姿勢に作品への自信が伺えるわけで、収録13曲全曲が新曲という何とも贅沢な内容、オリジナル作品としての前作はFEELで、僕の中ではFEELが最高傑作だと思っていてこれ以上の作品なんて出来ないんじゃないかと思っていたけど、常にキャリアを更新し続ける安室奈美恵という存在がそんな思いをカッ飛ばしてくれそうな予感、とにかく攻めて攻めて攻め尽くす日本一音楽を攻め続ける安室奈美恵はカッコいい!

さて、そう思った時に二枚看板で追い続けているもう一方の主役東方神起の音楽、気が付いたらWITHを全然聴いていない、TIMEもTREEも聞いていない、いったい何が好きで追っているんだろうと軽く絶望する。2人とも最近はドラマターンに入りそれとなく情報は流れてくるものの役者方面の活動にはやっぱり興味が持てない、映画も映画館に足を運ぶ気にどうもなれない、僕が好きなのはそれじゃないと気付いてしまう。

喜ぶべきT1STORYソウル公演のライブビューング決定もSM週間のこじらせWITHツアーオーラスでの“ひと区切りついた感”が否めず行かなくてもいいかなって思ったり思わなかったり。いやいやそれは行っとこうよって、それ喜ばないでファンとしてどーなのよ?って自問自答しこれはアカンと思ったわけです。

これはもうTONEツアーのDVDを見るしかないと思ったわけです!←伝わらない

TONEを取り出そうと棚に並んだパッケージに手を伸ばしたその瞬間にハタとTONEの横に並ぶ3rd「T」ツアーのDVDに目が移り、そういえば見ていなかった事に気付いて手に取ってみたわけです。友達から借りっ放しだったこのDVD、僕が見たいとも言っていないのに見ていいよと突然投げつけられてそのまま棚に眠ったままで数ヶ月、正直クラシック神起にはあまり興味がないので見ていいよって言われてもねって感じでそのまま返そうかなとも思っていた。←ごめんなさい

何となくパッケージ裏側に載っているセトリを見てみたらWITHツアーで披露されたNoやCoosey LoverとかLove in the Iceのクレジットがあった。

見てみようかな…。

背表紙には五人の姿、ユノとチャンミンが並んでいる、ユノは髪が長い、クラシック神起のライブをまともに見るのは数年前に見た4thツアーのDVD以来、まるで古典を学ぶ気分でディスクをデッキに押し込んだ…

いやこれが素晴らしかった!

何が素晴らしいってユノがカッコいい!そして綺麗、いや今は今で超絶カッコいいけど、Tのユノは青年から大人の男に変化する微妙で儚い一瞬の輝きが閉じ込められていると言うか、とにかくリリーユノ(リリユノ)の佇まいとパフォーマンスに目が離せなくなる。

リリーユノとは長髪期のユノを指していてその名の通り百合のように美しいユノという事らしい(諸説ある?)、Tツアーでは長い髪を結んでアレンジしどこか両性具有のようなルックス、激しく踊っても汗で崩れる事はなく何処か涼やか、今より胴回りなど線が細く、すらりとした頭身はまるで二次元、ハーネスを付けた体のラインがしっかり出てしまうわけのわからない衣装も五人の中で一番美しく着こなしていてアニメか!と突っ込まざるを得ないレベル。あと五人並ぶとやっぱりスタイルの良さが一目瞭然というか、ズバ抜けていて次元の違いにハッとした。

今のユノが風格ある大剣だとするとリリーユノはレイピアと言った感じだろうか?これがミロ期になるとルックスが野生化してリリーではなくなるのでミロ期は刀剣かな。←伝わらない

リリーで絶妙な容姿から繰り広げられるダンスはその動きをより滑らかで華やかに見せているようで、今のユノが持つ包容力やバラエティ力には欠けるものの微妙な時期の特別な色気と瞬発力があり、とても魅力的。ただボーカルは確実に今の方が上、感情の乗せ方とか声色とか今とは別人のようで、違う人の歌声を聴いているようで不思議な感じがした。

あとね、サマドリのバック中が綺麗な弧を描いて泣きそうになったよね…もう見られないかな…ユノタイム。

一方チャンミンはまだ覚醒前と言った感じでぶっちゃけ地味だし存在感が薄く、どこか自信なさげな表情を浮かべて見ているこっちが少し不安になる場面があり、戸惑っているようにも見えた。五人の誰よりも強く長いレンジの歌声を持っているのに楽曲の美味しい部分のソロパートはかなりの割合でジュンスジェジュンが占めていて、2人とも華があり目立つ、ユチョンも独特な歌声で存在感があり、リリユノはもはや次元の違うカッコ良さ、その中でチャンミンはどうしても一歩下がった存在であり、当時の彼はそれを良しとしていた部分があったように見えるし、高過ぎるポテンシャルを周りも見て見ぬフリをして持て余しているようにも見えた。

僕がクラシック神起ファンだったら五人のハーモニーがとかフォーメーションがとか色々見方が違うのだろうけど、2人からのファンなのでどうしても2人をメインに見てしまう、この頃のチャンミンを見ていると、うちの子もっと歌えますから!とか、数年後とんでもない覚醒すっから待ってろコノヤロー!!とか、思わずモンスターペアレント化してしまう。そして今の東方神起の成功はチャンミンの覚醒が大きな要因なのだとあらためて気付く。

あとね、背が伸びた?…ね、チャンミン

いやそれにしても五人ともパフォーマンス能力高いし歌うまいしスゴいグループだったんだと考え深くて、アンコール前最後のライサンなんてハンドマイクで生歌パフォーマンスに度肝を抜かれて思わず二回リピートしてしまった。この頃の生神起を見てみたかったと少し思うけど、やっぱり超個人的好みというか五人揃ったビジュアルにはさほど興味がなくて、あのまま五人を続けていたら僕は東方神起には興味がないままこのDVDにも出会う事はなかったのかもしれない。巡り会わせの妙に何とも言えない気持ちになる。今の東方神起とクラシック神起とではスタイルが違うし、歌声も違う、同一線上の存在として続いているかのように見えるのは事務所がそう仕向けた結果なだけで、アーティストとして全く別物なんだと思い知る。

何となく見てみた3rd TツアーのDVD、これはこれで面白かった。好みor好みじゃないは別としてクラシック神起の素晴らしさを再確認できたし、特にライサンはライサンペンとして一見の価値アリ。

TツアーにはWITHツアーにも参加しているバンドメンバーやダンサーさんなんかもいて、あとこのツアーからサム氏が総監督を務めた事を知ったりと、永遠のド新規の僕にとっては教材のような内容がふんだんでそういう意味でも面白かった。そして何度も言うけどリリーユノの素晴らしさ、長髪が好きじゃないという人を除いてまだ見た事がない2人からのユノペンさんには是非オススメしたい。←何更だよってファンなら普通にもう見てるか 汗

よし!この勢いでT1STORYビューイングのエントリーへゴー!!

…と、ここに来てそんな(?)ユノのソロミニアルバム情報が投下されましたね(動揺)。デカ過ぎる案件に戸惑いつつ、内容とか値段とか売り方とかその他諸々間違いなくこじらせ案件となる予感、あまりにもデカ過ぎる山なのでユノソロ問題に関してはちょっと寝かせてみようと思います…おやすみなさい。←眠ったままになる確立大

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