「こじらせの果てに/ユノの黒目とチャンミンのシム肩三段落とし」

超個人的意見です。さらりと流して下さい。※少々のビギイベネタバレがあります。ネタバレしたくない方は観覧を避けて下さい。

前回記事では多くのコメントやメッセージをいただきまして、記事を書いた本人が一番驚いています。ヒット曲が生まれ難い時代です。けれど“残る音楽”は必ずまだあるはずと思いたい。そんな中今週発売日を向かえた新曲Very Merry Xmas、僕は結局まだ買っていません。けれどファンとして買うべきか…まだまだ絶賛悩み中。
さて重い出だしではじまってみたものの、今回はやはりビギイベですよね、さいたまの内容はもうファンならば色々キャッチしていると思いますので、何更感満載なのですが、一応僕も参加したのでやはり綴っておこうかなと思います。

ということで行ってきました!ビギストイベントMISSION2!

前回ビギイベさいたま天空天井席で負った深い傷…もう二度と行くかこのヤロー!とこじらせにこじらせてエントリーさえ悩んで岩戸に隠り、色々な方に背中を押させれて最終的に何だかんだでポチッとした今回のイベント。深い業を背負い過ぎて“オレに明日はない!”といった気持ちでさいたまに向かったわけだけど、いざ会場に着いてみると、毎回の事ながら生粋なビギ男子率の低さに肩身が狭いというか何と言うか気後れしてしまったわけです。

けれどそこで負けているわけにも行かずとりあえず発券!とにかく発券!と発券場へ。発券はかなりスムーズに行われて、むしろスムーズ過ぎて有無を言わさず空いているオペレーターの方に促され僕の超個人的な長いこじらせ期間などつゆ知らずであっけなくサクっと事務的に発券されてしまったわけです。

ちょ…そんなにサクサク進めるな!オレの心の準備が…

チケットにはH列の◯◯◯番と印字されていて…これはなんぞ?レベルが書かれていない…でもアリーナとも書かれていない…これは…でも去年よりは良い席なはず…天空じゃない…けれどHだし…◯◯◯番だし…でもでも去年より間違いなく良い席なはず…などとウジウジ自問自答を繰り返し、何処かで自分を慰めている自分がいて、今年最後の東方神起も遠くから眺めて終わりかなーと早くも諦めモードな自分がいたわけです。

発券後にビギで知り合った方々に会い、ブログやツイッターを通してすっかり自分が怒りキャラになっている事にハッとしてみたり、今回もビギスト超絶作家のエヌイさんにお会いして超絶な作品をいただいてしまったり、座席について“角度!角度に期待!”とか“バクステあるから!”と何だか慰められてみたり…こじらせ過ぎて迷惑をかけているかなと恥ずかしくなってみたり…その節はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。←誰に言ってる

そんなこんなでいざ入場、Aゲートを奥深く抜けて指定の扉へ…あれ…アリーナじゃないけど思ったよりアリーナ近い…ステージも見やすそう…あれ…結構下かも…あれ…去年より全然良い席だ…まぁーでもHは一番後ろの列か…などと心の中でぶつぶつ思いながら自分の席に着いて…

と言うかあれ?あれれ???

あれ?…この席…もしかして?…真後ろが通路になってませんか?あれ???もしかしてこの通路を神起が通ったりするの???いやでもアリーナの方にも通路的な道あるし…でもあっちには柵がないよな…いやまさか…でも信用できない、幕が上がるまで信用できない!と意固地の頂点を極めながらイベントがはじまったわけです。

今回も前回と何ら変わり映えのない演出コールで東方神起を呼びだし、ファンはどこから2人が出て来るかキョロキョロソワソワ、そんな中ライトが照らされてセグウェイに乗った2人が登場、いや正直そんな事よりも真後ろの通路が2人が通る通路だと判明して頭がドッカーンとなったわけです。

ちょ…待て!ユノがセグウェイに乗ってやって来る!!

これ間違いなく目の前通る!これ超絶良席だった!!!ありがとうございますありがとうございますありがとうございます…誰に言っているかわからないけれど感謝し続けてセグウェイで近付いてくるユノを見ていたら…

目の前でセグウェイとまったぁぁあああああああああ!!!!!!!!!柵を挟んで1mもない距離にユノがいる!!!!!!実在目の前ンホォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!←実際は目の前ちょっと横

ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます…

自分史上最高の至近距離で見た目の前のユノユンホはアホほどカッコよく、小顔だの八頭身だのはもちろんのこと、若干の肌荒れやホクロさえわかる近さ、そして何より黒目の深さに驚いた。こんなに深い黒目の人間は見た事がない…深過ぎて何も映してないんじゃないかと疑うレベル、実は人間じゃないんじゃないかと…←いや人間です

借り物競走ではチャンミンをこれまた目の前で見て、しかもチャンミンはマネキンのところまで行きながらまた戻ってきて僕の席の隣の人のマフラーを借りて行ったので超絶目の前でチャンミンをガン見!

チャンミンが目の前なんすけどぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!実在シムゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!

ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます…

大きな目ときゅいんとした鼻が印象的なチャンミン、体が大きいのに華奢でツヤツヤ&キラキラ…やはりこちらもユノ同様で人間じゃないんじゃないかと…←いや人間です

と言う事でこじらせにこじらせた果ての今回のビギイベの席がとんでもない良席だった事をお伝え致します。

正直ビギイベ自体は卓球やユノシェフ、そしてアレ当てるだのコレ答えるだので目新しさの欠片もない程にユルいミッションのオンパレード、その緊張感のないユルさが良いという見方もあるけれど若干中だるみしていた事は否めなく、本当に企画ちゃんと考えてる?と疑うレベル。それでも去年の反省やおそらくファンの意見(抗議?)からなどで配慮されている部分も多々あり、去年と違い全員が手に出来たプレゼント付きで万遍ないと言えば万遍ない。しかしまた神起と日本のファンの間に若干の距離感を作られてしまった淋しさを超個人的に感じたわけで、それでも言われた事をきちんと守るビギスト、実にいじらしい。

けれどそれらを補って余るほどにミニライブがとても充実していた事、やはりその姿が一番見たいんだよなと改めて痛感した。どーでもいい企画を削って冬薔薇のフルコーラスしろよ!という超個人的な不満はあったものの、何はなくとも目玉は2人のソロ曲だったのではないかと思われ、2人のそれぞれ異なるバラードがとても良かった。

ダンスのイメージが強いユノがボーカリストとしての開花を垣間見せたバラード“繋がれた船”。今回のイベントでユノがあんなにドラマティックなエレジーを歌い上げるとは、むしろチャンミンが選びそうなバラードをユノが歌った事は新しい発見であり、ひとりの歌手としてのユノユンホを見る事が出来て嬉しかった。繋がれた船はウエディングドレスやベリメリのように同じ言葉を繰り返してもメロディが良いので安っぽく聴こえない、ユノの音域ともマッチしてより強く感情が楽曲に乗った良質なバラード。

そしてチャンミン“Gold Dust”。ユノのソロがバラードで来たのでチャンミンはガンガンに攻めるのかと思いきや、こちらもバラード。ユノのバラードとはこれまたひと味違い洋楽テイストが強く、何処かダークなのに何とも不思議な吸引力をもち、静かな湖面にそっと広がる波紋のようなメロディと強弱を自在に操る綺麗なチャンミンの声が堪能出来るこちらも良質なバラード。ギターを抱え、去年よりもレベルアップした弾き語りを聴かせてくれたチャンミン、アーティストとして前に進んでいる姿が見られて本当に本当に嬉しかった。←次はドカンと壮大なバラードも歌ってね!チャンミン!!

何だちゃんと日本の曲も良い曲あるじゃん!そう思えた事が涙が出る程嬉しかった。

それからビギスト騒然のwhite MV公開。出だしのあまりのワム感というかラストクリスマス丸かぶりにのけ反った方も少なくなかったと思われるけれど、どう考えてもベリメリよりもこちらの方がキャッチーでシングル向き。MVにしても冬薔薇かぶったり、いらない小芝居入ってるベリメリよりも、あざとさ全開向き合いホミン祭りのwhiteの方が良いに決まっている。何故こちらをA面にしなかったのか?ワム過ぎたので遠慮したのか?何故MVをシングルに付けなかったのか?また下らない複数アルバム商法にねじ込む気なのか?クリスマスソングMVをクリスマス時期に見ないでどーするよ?季節を読めないアホなのか?と小一時間問いただしたいレベル。

最後まで報われなかった冬薔薇と生ヌルいベリメリ、そして謎のwhite…クリスマスソング作り過ぎ問題は実に根深い。

ミニライブラストのIn our timeでまたユノが通路を歩いてきて、またまたまさかの神が微笑んだ時、またまた目前でユノがとまり一番のサビ部分を歌うという奇跡。ユノがすぐそこで歌っている…ユノが歌う姿をこんなに近くで見る事が出来るなんて…もう思い残す事はない。←いや早まるな

もう二度とこんな良い席は来ないと怯えてしまう幸せ貧乏な自分、しれっと発表された次のツアーに一度も参加出来ないんじゃないかという疑念、それほどに今回のビギイベは感無量の神ターン、前回ビギイベでの雪辱を何倍にもして返す事ができてやはりもう思い残す事はない。←いや早まるな

前回の天空天井席、今回の超絶良席、大きく意味の違う2つの席を味わって思った事はやはりもう少し小さな箱でファンイベントは行って欲しいという事、難しい事だとはわかっているし、非難するわけではないけれど複数回ビギイベに参加されている方が結構見られる事、運営側もファンイベントなのだから少しばかり儲けよりも(恐らく無理)ファン心理を慮っていただいて(やっぱり無理)複数回参加などをどーにかこーにかしたらもう少し小さい箱でも行けるんじゃないかと超個人的に思ったわけで、ファンイベントぐらいは東方神起と日本のファンの距離が物理的に縮まるといいなとこれまた超個人的に思いました(絶対無理)

最後に今回のイベントで一番懸念していたチャンミンの卓球対決、対戦相手のレベルの高さはチャンミンにとってもまさかのサプライズだったようで、“聞いてないっすよー”とばかりの拗ねた顔、これはやはりチャンミンが少々可哀想だなと思いました。

しかし惨敗してステージを去って行くチャンミンのなで肩、猫背、落ちた肩、の“シム肩三段落とし”、実はかなりの僕的アナザーハイライトだった事をaoiの超個人的ビギイベ感想の締めとさせていただきます。

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