「時ハ止マラナイ」

超個人的意見です。さらりと流して下さい。今回の記事ですが自分でも何言ってるのか意味がわからない内容になっています。取っ散らかっています。いや毎度の事ですが…汗

WITHツアーが終了して一週間と数日が経ち、少しずつ少しずつ気持ちを整えて、それでも全然整わなくて、“しばらく東方神起としての単独ツアーをする事はできない”と言う事実を受け止めて、わかっていた事を、恐れながらも何処かで直接二人から聞きたいと思っていたそれを聞き入れて納めようとした。

全てを心に焼き付けておこうと思っていた4月2日のオーラス公演の記憶、手を伸ばし続けたその姿を、その歌声を、そして時々死の匂いさえ感じるバカ正直なそのパフォーマンスを、全部忘れたくないとステージを見つめ続けた。あの日あの場所にいた事を、自分勝手だとしても思いを共有出来たと思えた事を、二人が届けようとしたものをちゃんと受け取ったと思えた事を忘れたくないと思った。

だけど全部涙で流れてしまった。
オーラス公演の感想を綴りたいと思っているのに何も言葉が出てこなかった。何をどう書けばいいのか全然わからなかった、自分の思った事を思うままにと思いながら何も思えない自分がいた。

僕の正直な思いは…そんなの淋しいし残念に決まってる。一番輝く場所を失う残酷さ、どんな理由だって、正しさだって、義務だって、わかっていたってそんなの残念に決まっている。仕方がないけど残念だと思ってしまう。心に空く穴が他の思考を選ばせてくれなかった。

そんな事を思ってはいけないと納めようとして、だけど納まり切らずに何度も溢れた。

PCの前に座ってみてもキーボードの上に乗ったままの指はピクリとも動かずに言葉が何も出て来ない、そしてまたPCを閉じる、その繰り返しだった。そんな風にして一週間と数日が経ってしまった。

少しずつ少しずつ気持ちを整えて、少しずつ少しずつ思いを慣らして行く、全然まとめる事ができないけど、それでも何となく指を動かして言葉を探す、まとまらないままに思いを綴ってみる。

僕は正直自分の好きなアーティストが性格が良かろうが悪かろうが素行が怪しかろうがどうでもいいと思っている所があった。あまりにもファンがゴリ押しする二人の誠実な姿だの何だのという崇拝が疎ましく思えてうんざりしている所があった。見えている情報だけで人間なんて計れないし、欲目のフィルターでいくらでも輝いて見えるし勝手に自分の神様を作り上げる事が出来る。そんな事よりも音楽が良くてパフォーマンスがカッコ良ければそれだけでいいと思っていた。

だけどオーラス公演で流した二人の涙にその思いさえ流れてしまった。子供のようなに素直で不器用に流したユノの涙、気持ちを静めるように抑えて抑え切れずにそっと流れたチャンミンの涙。一番幸せな時に泣こうと誓っていたユノが本当に幸せだと思えた場所、夢のない少年だったチャンミンが見つけた夢の居場所、その場所に共にいられた事、共に泣けた事、ファンとして嬉しかったし安い言い方だけど本当に感動した。

ファンだけでなくあの場所にいた人達が共有し合い流した涙の意味、それぞれの思い、バンドメンバーやダンサー、ツアーに携わる全てのスタッフに二人は愛されていた事、東方神起が感謝の心と愛をもって人と関わり共に作り上げて来たこれまでの結晶、人から愛されたいと思うのならばまず自分が人を愛さなくてはいけないし自分が受入れなくてはいけない、現実社会でもそれが出来る人がどれだけいるのだろう?ましてや彼らは韓国人、受入れる前に乗り越えなくてはいけない事も沢山あっただろうし…。そこをクリアして愛される存在になった事、やはりそれは根底にある二人の人間性なのかなと思わざるを得なかった。

音楽が良くてパフォーマンスがカッコ良ければそれだけでいいと思っていた僕がそれ以上の部分でまた東方神起のファンになってしまった。悔しいけどラララソングに泣きながら参加してしまった。間違いなく心を動かされた。

しかし東方神起の物語はここでひとまず幕を閉じてしまう、伸ばす手をほどかれ無理矢理降ろされてしまう、せっかく気付けた思いを置き去りにして“また戻って来ます!”と手を振られてしまった。僕はそれまで待てるのだろうか?正直わからない、守るとか守らないとか信じるとか信じないとか、4年前の自分ならば簡単に口に出来ていたのに今はそれをそんなに簡単に口に出来ない。ビギストであり続けるかどうかもわからない。

“必ず戻って来ます!”…2年後か3年後か4年後かそれともそれ以上か、その約束が守られたその時に僕はもっと彼らのファンになるのかもしれない。もちろんカッコ良くなければ意味がないし音楽が良くなければ背中を向ける、こじらせファンとしてまとまらない気持ちはまとまらないままに、時の流れに不器用で面倒くさいファン心理も淘汰されていくのかもしれない、はたまたこれからも自分勝手にこじらせて行くのかもしれない、明日の自分の心なんてわからない。

好きだという思いを持ち続け、周りの友達から『まだ好きなの?』とまた呆れられる時が来るのかもしれない、その時は迷わずに胸を張ってこう言おうと思う、

だって好きなんだから仕方がない!

このブログをはじめた時に一番最初に付けたタイトル「だって好きなんだから仕方ない」その思いは変わらなかった。飽きっぽい僕が変わらずに持ち続けた思いとぼんやり続けているこのブログ、興味がないものに人は情熱を注げない、この情熱はこれから先どこへ向かうのだろう?

さて、そんなセンチメンタルな余韻もぶった切るSMEとエイベックスのぶっこみキラーパスSMTだの10周年記念イベント(集会)だの、えーと余韻て言葉知ってます?よ・い・ん?と各スタッフに問い質したい気持ちがリフレイン、てゆーかビギイベ10周年記念とか何で東京ドームで発表しなかったのかちょっと疑問、もしかして本人不在イベントなんじゃないかと疑っている、前日まで海外でT1ツアーだし…いやまさかね?ね???

日本活動に関してはむしろMステのサクラミチENDでも良かったんじゃないのかって、願い続けたMステ出演が桜咲く季節に叶って、二人の物語にハラハラと涙と笑顔でよかったんじゃないかって、いやビギイベは本当に嬉しいし、当選しますようにって祈っているけど、何とも言えない歯切れの悪さ、戻って来ます!ってそういう意味じゃないですよね?って、何とかゴレライチョト待ってチョト待っておにーさーんて、

送別会でボロ泣きして、いつかまた会おうね!って約束した翌日に地元のコンビニでうっかり会っちゃったみたいな気まずさプライスレス。

シムはビール片手にウネコンに行きユノはカフェでシフトに入りつつボーリング、安定の韓流新羅イベントが開催されドキドキインドは低視聴率発進、SM帝国は同意しろ!同意しろ!と迫って来るし、いやいやこっちも椅子万コールは参加しなかったもんねって腕組み状態。それでも時は動いているし世界はまわっている、時ヲ止メテそのまま浸っていようとしたのは僕だけで、しかし二人が動くのならばビギストも止まってはいられない、思い出は美しく現実は甘じょっぱい、戦いはまだまだ終わらない。←何の戦いだよ

ボサッと突っ立ってると置いてかれてしまう東方神起号、感傷的な余韻に浸るのはもう少しだけ先のよう、時ハ止マラナイ、涙を拭いてWe Are T!

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